日本臨床歯周病学会

北海道支部
教育研修会

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北海道支部

歯周再生療法を成功させるために

研修名:
第16回北海道歯周病合同研修会
場所:
北海道歯科医師会館 大講堂
※2日間の開催になります。両日とも参加される方はこちらからお申し込み下さい。
 10月15日(土)14:00~18:00
 10月16日(日)09:15~12:30
現地開催人数制限有り(70名)
日時:
2022年10月15日(土) 14:00〜18:00
大会参加申込
特別講演
14:05 ~ 14:50 歯周外科を成功に導くための口腔内の管理(術前編) 【下田裕子/九州支部 医療法人 水上歯科クリニック】
15:00 ~ 15:45 歯周外科を成功に導くための口腔内の管理(術中、術後編) 【下田裕子/九州支部 医療法人 水上歯科クリニック】
15:45 ~ 16:00 質疑応答
特別講演
16:05 ~ 16:50 根分岐部病変に対する再生療法の現在(下顎) 【水上哲也/九州支部 医療法人 水上歯科クリニック】
17:00 ~ 17:45 根分岐部病変に対する再生療法の現在(上顎) 【水上哲也/九州支部 医療法人 水上歯科クリニック】
17:45 ~ 18:00 質疑応答
10月16日(日曜日) テーマ:歯周治療とマイクロの活用
会員発表
09:15 ~ 09:45 重度歯周炎患者に対しインプラントを用いて咬合再構成治療を行なった一症例 【森下 長/札幌プレミアム歯科】
09:45 ~ 10:15 広汎型慢性歯周炎患者に対し自然挺出により深い垂直性骨欠損の改善を認めた症例 【吉野 友都/北海道大学第二保存】
10:15 ~ 10:45 標準的な歯周治療によって良好に経過している症例 【門貴司/】
⻭周治療におけるマイクロの活⽤
11:00 ~ 11:35 マイクロスコープを用いたOff the Job Training 〜dreyfus modelで説明される技術習得の5つのステー 【吉谷正純/よしたに歯科医院】
11:40 ~ 12:15 歯周治療におけるマイクロスコープの活用 【菅谷勉/北海道大学大学院歯学研究院口腔健康科学分野歯周・歯内療法学教室】
特別講演
座長高村佳明
座長山崎裕子
14:05~14:50
演題

歯周外科を成功に導くための口腔内の管理(術前編)

下田裕子
九州支部 医療法人 水上歯科クリニック
略歴

1996年 福岡医科歯科技術専門学校
  (現 博多メディカル専門学校)歯科衛生士科卒業
同年 医療法人水上歯科クリニック勤務
現在に至る
日本歯周病学会認定歯科衛生士
日本臨床歯周病学会指導歯科衛生士

抄録

超高齢化社会を迎えて、健康寿命の延伸が叫ばれている現在、歯周治療に携わる私たち歯科衛生士の役割がますます重要でなっていることは間違いありません。
再生療法が発達した現在でも、歯周治療の大部分は非外科的な治療であり、適切な非外科治療により多くの歯周病が改善されている事は事実です。適切な歯周基本治療やメインテナンスは私たち歯科衛生士が取り組む重要な仕事となっています。一方で進行した歯周病の患者においてはしばしば外科的な介入が必要となることがあります。そこでも歯科衛生士は術前、術中そして術後のメインテナンスにおいて重要な役割を果たします。
 術前の処置としてまずは歯周基本治療の一旦を担っています。歯周基本治療はいわゆる原因除去のための非外科的な治療プロセスであり、その後の治療結果を大きく左右する重要な治療です。この歯周基本治療において私たちは患者さんのプラークコントロール、生活指導、そして歯根面の沈着物の除去を行い炎症の改善を図ります。そしてさらに重要な事はこの歯周基本治療の期間中に患者さんの性格や生活背景その他の情報を収集することです。この結果患者さんにおいて非外科的治療が適するか、再生療法などの外科的介入を行うかを決定するための重要な情報を得ることができます。プラークコントロールの改善が認められたとしても、患者さんが極端な怖がりで口を開けなかったり、舌や口唇の動きが激しかったり、体動が多い方であったりすると外科処置は困難となります。これらの情報を歯科医師に適切に伝え協議し患者さんに適した治療術式を選択します。
術中においては、術者のアシスタントを適宜行います。術者の動きを察知し効果的なアシスタントワークが出来るように日々努力していきます。今回の講演では具体的なアシスタントワークについても解説したいと思います。
さらに手術後の術後管理は非常に大切であり、再発を防ぎ治療結果を良好にするためには私たちの術後ケアが非常に大切なものとなります。この術後の重要な期間のケアについても解説したいと思います。そしてさらに治療後の結果を維持するために重要なメインテナンスの説明と具体例ついても紹介したいと思います。本講演が皆様のお役に少しでも立てると幸いです。

15:00~15:45
演題

歯周外科を成功に導くための口腔内の管理(術中、術後編)

下田裕子
九州支部 医療法人 水上歯科クリニック
略歴

1996年 福岡医科歯科技術専門学校
  (現 博多メディカル専門学校)歯科衛生士科卒業
同年 医療法人水上歯科クリニック勤務
現在に至る
日本歯周病学会認定歯科衛生士
日本臨床歯周病学会指導歯科衛生士

抄録

超高齢化社会を迎えて、健康寿命の延伸が叫ばれている現在、歯周治療に携わる私たち歯科衛生士の役割がますます重要でなっていることは間違いありません。
再生療法が発達した現在でも、歯周治療の大部分は非外科的な治療であり、適切な非外科治療により多くの歯周病が改善されている事は事実です。適切な歯周基本治療やメインテナンスは私たち歯科衛生士が取り組む重要な仕事となっています。一方で進行した歯周病の患者においてはしばしば外科的な介入が必要となることがあります。そこでも歯科衛生士は術前、術中そして術後のメインテナンスにおいて重要な役割を果たします。
 術前の処置としてまずは歯周基本治療の一旦を担っています。歯周基本治療はいわゆる原因除去のための非外科的な治療プロセスであり、その後の治療結果を大きく左右する重要な治療です。この歯周基本治療において私たちは患者さんのプラークコントロール、生活指導、そして歯根面の沈着物の除去を行い炎症の改善を図ります。そしてさらに重要な事はこの歯周基本治療の期間中に患者さんの性格や生活背景その他の情報を収集することです。この結果患者さんにおいて非外科的治療が適するか、再生療法などの外科的介入を行うかを決定するための重要な情報を得ることができます。プラークコントロールの改善が認められたとしても、患者さんが極端な怖がりで口を開けなかったり、舌や口唇の動きが激しかったり、体動が多い方であったりすると外科処置は困難となります。これらの情報を歯科医師に適切に伝え協議し患者さんに適した治療術式を選択します。
術中においては、術者のアシスタントを適宜行います。術者の動きを察知し効果的なアシスタントワークが出来るように日々努力していきます。今回の講演では具体的なアシスタントワークについても解説したいと思います。
さらに手術後の術後管理は非常に大切であり、再発を防ぎ治療結果を良好にするためには私たちの術後ケアが非常に大切なものとなります。この術後の重要な期間のケアについても解説したいと思います。そしてさらに治療後の結果を維持するために重要なメインテナンスの説明と具体例ついても紹介したいと思います。本講演が皆様のお役に少しでも立てると幸いです。

15:45~16:00
演題

質疑応答

特別講演
座長古市保志
座長佐藤禎
16:05~16:50
演題

根分岐部病変に対する再生療法の現在(下顎)

水上哲也
九州支部 医療法人 水上歯科クリニック
略歴

1985年 九州大学歯学部卒業
1987年 九州大学第1補綴学教室文部教官助手
1989年 西原デンタルクリニック勤務
1992年 福岡県福津市(旧宗像郡)にて開業
2007年 九州大学歯学部臨床教授
2011年 鹿児島大学歯学部非常勤講師

抄録

根分岐部病変が歯周治療に携わる人間にとっての大きな課題であることは今も昔も変わりは無い。
進行した根分岐部病変を有する歯の生存率が減少することが文献によって示されている。根分岐部は特有の複雑な解剖学的特徴を有し、かつ大きく咬合力の影響を受けることが治療を困難にしている。この根分岐部病変に対しては、非外科治療、切除的処置法、歯周組織再生療法、自然挺出等の治療方法があり、適切な時期に適切な介入を行えば一定の成果が期待される。しかしながら重度に進行した根分岐部病変においては歯周組織再生療法による改善には未だ限界があり決定的な効果を示してはいない。 
根分岐部病変に取り組む前に、まずは適切な歯周基本治療が行わなければならない。歯周基本治療によってポケット深さなどの歯周病学的パラメータの改善が得られる。そして重要なことは根分岐部病変を促進している因子の評価と個々の患者における歯周病に対するリスク因子の評価が行うことである。特に歯根破折、パーフォレーション、エンドペリオ病変などとの鑑別は重要である。そして咬合性因子などのリスク因子、促進因子の評価を行った後に外科的介入の是非が検討される。
下顎大臼歯においては再生療法による予知性が比較的高いことが報告されている。根分岐部病変における骨欠損はキーホールタイプの根分岐部病変と骨縁下欠損が進行した結果として骨縁下欠損のなかに根分岐部が含まれる骨欠損タイプに大きく分けられる。それらの違いによってアプローチの仕方、難易度、予知性は異なってくると考えられる。従って先ずはそれぞれのタイプの根分岐部病変の治療方法と予後について解説したい。
一方で上顎大臼歯においてはその解剖学的複雑さから、根分岐部病変に対する歯周組織再生療法の予知性は低いと考えられている。条件が整えば上顎の分岐部の再生療法でもある程度の結果を得るがなかなか難しいのが現状である。従って進行した上顎の大臼歯の根分岐部病変では再生療法のみの対応では限界があると考える。そこで上顎においては切除療法と再生療法のコンビネーションによる治療アプローチが効果的ではないかと考えている。ここではその治療方法とその結果についてについて紹介したい。
またさらに交通した根分岐部病変に対して従来盛んに行われてきた切除的な治療を再評価したい。切除的処置法は現在歯根破折のリスク、根管治療の予後成績の不良等から敬遠される傾向にあるが、自身の長期的な予後観察と文献的考察に基づき切除療法と再生療法のコンビネーション、そして最後の手段としての意図的再植法や自然挺出等の代替治療法についても言及したい。
これらの根分岐部病変への取り組みが皆様のお役に立てれば幸いである。

17:00~17:45
演題

根分岐部病変に対する再生療法の現在(上顎)

水上哲也
九州支部 医療法人 水上歯科クリニック
略歴

1985年 九州大学歯学部卒業
1987年 九州大学第1補綴学教室文部教官助手
1989年 西原デンタルクリニック勤務
1992年 福岡県福津市(旧宗像郡)にて開業
2007年 九州大学歯学部臨床教授
2011年 鹿児島大学歯学部非常勤講師

抄録

根分岐部病変が歯周治療に携わる人間にとっての大きな課題であることは今も昔も変わりは無い。
進行した根分岐部病変を有する歯の生存率が減少することが文献によって示されている。根分岐部は特有の複雑な解剖学的特徴を有し、かつ大きく咬合力の影響を受けることが治療を困難にしている。この根分岐部病変に対しては、非外科治療、切除的処置法、歯周組織再生療法、自然挺出等の治療方法があり、適切な時期に適切な介入を行えば一定の成果が期待される。しかしながら重度に進行した根分岐部病変においては歯周組織再生療法による改善には未だ限界があり決定的な効果を示してはいない。 
根分岐部病変に取り組む前に、まずは適切な歯周基本治療が行わなければならない。歯周基本治療によってポケット深さなどの歯周病学的パラメータの改善が得られる。そして重要なことは根分岐部病変を促進している因子の評価と個々の患者における歯周病に対するリスク因子の評価が行うことである。特に歯根破折、パーフォレーション、エンドペリオ病変などとの鑑別は重要である。そして咬合性因子などのリスク因子、促進因子の評価を行った後に外科的介入の是非が検討される。
下顎大臼歯においては再生療法による予知性が比較的高いことが報告されている。根分岐部病変における骨欠損はキーホールタイプの根分岐部病変と骨縁下欠損が進行した結果として骨縁下欠損のなかに根分岐部が含まれる骨欠損タイプに大きく分けられる。それらの違いによってアプローチの仕方、難易度、予知性は異なってくると考えられる。従って先ずはそれぞれのタイプの根分岐部病変の治療方法と予後について解説したい。
一方で上顎大臼歯においてはその解剖学的複雑さから、根分岐部病変に対する歯周組織再生療法の予知性は低いと考えられている。条件が整えば上顎の分岐部の再生療法でもある程度の結果を得るがなかなか難しいのが現状である。従って進行した上顎の大臼歯の根分岐部病変では再生療法のみの対応では限界があると考える。そこで上顎においては切除療法と再生療法のコンビネーションによる治療アプローチが効果的ではないかと考えている。ここではその治療方法とその結果についてについて紹介したい。
またさらに交通した根分岐部病変に対して従来盛んに行われてきた切除的な治療を再評価したい。切除的処置法は現在歯根破折のリスク、根管治療の予後成績の不良等から敬遠される傾向にあるが、自身の長期的な予後観察と文献的考察に基づき切除療法と再生療法のコンビネーション、そして最後の手段としての意図的再植法や自然挺出等の代替治療法についても言及したい。
これらの根分岐部病変への取り組みが皆様のお役に立てれば幸いである。

17:45~18:00
演題

質疑応答

10月16日(日曜日) テーマ:歯周治療とマイクロの活用
会員発表
座長福田幹久
座長舟山一成
09:15~09:45
演題

重度歯周炎患者に対しインプラントを用いて咬合再構成治療を行なった一症例

森下 長
札幌プレミアム歯科
09:45~10:15
演題

広汎型慢性歯周炎患者に対し自然挺出により深い垂直性骨欠損の改善を認めた症例

吉野 友都
北海道大学第二保存
10:15~10:45
演題

標準的な歯周治療によって良好に経過している症例

門貴司
⻭周治療におけるマイクロの活⽤
座長今村琢也
座長中村啓嗣
11:00~11:35
演題

マイクロスコープを用いたOff the Job Training 〜dreyfus modelで説明される技術習得の5つのステー

吉谷正純
よしたに歯科医院
略歴

1989年 北海道大学歯学部卒業
1996年 よしたに歯科医院開設
2017年 北海道大学大学院卒業
口腔インプラント学会指導医・専門医
北海道大学歯学部非常勤講師
北海道形成歯科研究会副会長

11:40~12:15
演題

歯周治療におけるマイクロスコープの活用

菅谷勉
北海道大学大学院歯学研究院口腔健康科学分野歯周・歯内療法学教室
略歴

1985年 北海道大学歯学部 卒業
1985年 北海道大学歯学部附属病院第2保存科 医員
1988年 北海道大学歯学部附属病院第2保存科 助手
1998年 北海道大学歯学部附属病院第2保存科 講師
2002年 北海道大学大学院歯学研究科歯科
             保存学第2講座 助教授
2019年 北海道大学大学院歯学研究院
           歯周・歯内療法学教室 教授

北海道支部

歯周治療とマイクロの活用

研修名:
第16回北海道歯周病合同研修会
場所:
北海道歯科医師会館 大講堂
*10月16日(日曜日)のみの参加の方はこちらから登録されて下さい。
現地開催人数制限有り(70名)
日時:
2022年10月16日(日) 09:15〜13:00
大会参加申込
会員発表
09:15 ~ 09:45 重度歯周炎患者に対しインプラントを用いて咬合再構成治療を行なった一症例 【森下 長/札幌プレミアム歯科】
09:45 ~ 10:15 広汎型慢性歯周炎患者に対し自然挺出により深い垂直性骨欠損の改善を認めた症例 【吉野 友都/北海道大学第二保存】
10:15 ~ 10:45 標準的な歯周治療によって良好に経過している症例 【門貴司/北海道医療大学歯学部准教授】
⻭周治療におけるマイクロの活⽤
11:00 ~ 11:35 演題 マイクロスコープを用いたOff the Job Training 〜dreyfus modelで説明される技術習得の5つのステージ〜 【吉谷正純/よしたに歯科医院】
11:40 ~ 12:15 歯周治療におけるマイクロスコープの活用 【菅谷勉/北海道大学第二保存教授】
12:15 ~ 12:30 質疑応答
閉会の挨拶
会員発表
座長福田幹久
座長舟山一成
09:15~09:45
演題

重度歯周炎患者に対しインプラントを用いて咬合再構成治療を行なった一症例

森下 長
札幌プレミアム歯科
09:45~10:15
演題

広汎型慢性歯周炎患者に対し自然挺出により深い垂直性骨欠損の改善を認めた症例

吉野 友都
北海道大学第二保存
10:15~10:45
演題

標準的な歯周治療によって良好に経過している症例

門貴司
北海道医療大学歯学部准教授
⻭周治療におけるマイクロの活⽤
座長今村琢也
座長中村啓嗣
11:00~11:35
演題

演題 マイクロスコープを用いたOff the Job Training 〜dreyfus modelで説明される技術習得の5つのステージ〜

吉谷正純
よしたに歯科医院
11:40~12:15
演題

歯周治療におけるマイクロスコープの活用

菅谷勉
北海道大学第二保存教授
12:15~12:30
演題

質疑応答

閉会の挨拶